淋菌の感染を調べるには?
淋病は性病の一種ですが、思い当たることがあっても恥ずかしい気持ちから、なかなか病院に行けずに放置してしまうこともあります。淋病に感染していても必ず自覚症状があるとは限らず、放置をすることで悪化したり他のところにまで影響が出ることもあります。淋病は検査をすればすぐにわかりますし、自覚症状がある場合は、早めに病院や保健所に行って、淋病の検査をしましょう。
しっかりと治療をすれば、淋病は治る病気です。男女で淋病の症状は違いますが、男性の場合は排尿時の痛み、女性の場合はおりものの増加や下腹部の痛みなどがある場合には淋病の可能性もあります。淋病に感染した場合と症状が似ているので、詳しくは検査が必要になります。また、適切な治療を行うためにも、クラミジアと淋病の検査を同時に行うこともあります。性病クリニックや保健所での検査の他にも、淋病検査キットというものがネット通販などで、普通に販売されています。市販の検査キットを利用するのも手段の一つです。
ノドに淋菌が感染する咽頭淋病と性器に淋菌が感染する淋病とでは、検査方法が異なります。咽頭淋病の場合は、ノドを麺棒のような器具で、擦り菌を調べる方法、うがい液を検査する方法があります。性器の淋病は、男性の場合は尿検査、女性の場合は膣分泌物を検査します。